「紙の月」と「そう遠くない未来に子供がいるイメージ」
「紙の月」という、宮沢りえ主演の映画を1か月前に見て、
その後原作も読みました。
映画の方は、ハラハラしっぱなし!とか、プリントゴッコ!とかいろいろあるんですが、
この1か月、なんだか忘れられないのが、夫(田辺誠一)の言った言葉が離れなくて、
ずいぶん前に欲しいって言ってたことあったね、子供。
覚えてないか。今なんか思い出してさ。
別に俺、全然欲しくなかったわけじゃないけど、ただ、
子供なんて自然に任せておけばいいって思って。
だってほら、別に今からでも・・・
医療も進歩してるし、いくらでも、ね、って
(この夫は、出てくることは少ないのですが、出るたびに無神経な感じで出てきて、それはちょっとリアルでおもしろい。)
(あと、この言葉は原作にはないです。原作の夫の方がちょっと意地悪。)
自分もそうなんだけど、そう遠くない未来に子供がいるだろうってイメージはあって、ただ、そのイメージとそれに至るプロセスが結びつかないというか。
1度でも「あ、夫婦って仲良しなくても何とかなるんだ、じゃあまあいいか」って感じてしまうと、仲良ししなくなっちゃうのかなと思った。
私も引っ越しして義父母のそば&田舎のコミュニティと思ったら、「お、おう、はよ作らねば!」「子供を作るには仲良ししないといけなかったんだ・・・わわわ大変」と気づいたわけです。
夫(私の)も、新居に子供部屋を作ったけど、自然に任せれば~って思ってるのだろうな。
前のバイト先の元ヤンみたいな女の人が、「4人子供がいるけど、いまでも夫は求めてくる。スミレさんもはよ子供作らなあかんよ」みたいな話をしてて、うっせーって思ったけど、はよせねばならんのはわかっておりまする。
(そういう話ばっかりで嫌になってそのバイトは辞めた)
自分より若い人で、あとに結婚した人が、子供ができてその報告をfacebookに書き込んで、もやもやしたところから発展したお話でした。うらやましす。
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